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【ハムフェア2023】アツデン、1.8~50MHz帯のプリセットアンテナチューナー「AZT-1000」と144MHz帯500Wリニアアンプ「AZR-5002」を参考出品

アツデン株式会社は2023年8月19日から始まった「ハムフェア2023」の会場で、アンテナアナライザーを内蔵し、無線機なしでもアンテナとの整合が取れる1.8~50MHz帯のプリセットアンテナチューナー「AZT-1000」と、LDMOSを採用したコンパクトな144MHz帯500Wリニアアンプ「AZR-5002」を参考出品した。いずれも価格と発売時期は未定。

 

 

左:HF~50MHz帯のプリセットアンテナチューナー「AZT-1000」、右:LDMOSを採用したコンパクトな144MHz帯500Wリニアアンプ「AZR-5002」

 

 

★AZT-1000について

 

AZT-1000のフロントパネル

 

 アツデンは現在、HF~50MHz帯をカバーする1kWリニアアンプ「AZR-1000」を発売しているが、この製品にマッチする外付けのアンテナチューナー(他機種にも接続可能)として企画開発されたのがプリセットアンテナチューナー「AZT-1000」だ。

 

 1.9MHz帯から50MHz帯のアマチュアバンドで使用でき、入力は1kWまで可能。アンテナ端子は6系統分設けられている。最大の特徴はアンテナアナライザーを内蔵していて、無線機を接続しなくてもアンテナの自動整合が取れる点だ(整合データはアンテナと周波数ごとに記憶される)。アマチュア無線業界では初の技術という。また表示部には進行波と反射波、SWR値が一目瞭然のクロスメーターを採用している。

 

AZT-1000の背面

 

 

 

★AZR-5002について

 

144MHz帯500Wリニアアンプ「AZR-5002」

 

 スイッチング電源を採用した、コンパクトな144MHz帯の500WリニアアンプでCW/SSB/FM/FSK/PSKに対応。もちろん新スプリアス規格に合致し、国内ではEME(月面反射通信)用、さらに海外市場や海外DXペディションでの用途を想定しているようだ。電力増幅部はLDMOSを1個使用(終段電圧は42V、50V)、約30Wの入力電力で定格の500Wを得ることができる。電源には高効率スイッチング電源(AC100~240V)が内蔵されている。
 サイズは250W×150H×380Dmm、重量は9kg。同社は「比較的早い時期に市販できそう」としている。

 

AZR-5002の背面

 

 

 

 

 

 

 

 

●関連リンク:アツデン株式会社

 

 

 

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