アイコム株式会社は2024年1月31日、HF+50MHz帯 1kWリニアアンプの新製品「IC-PW2」の出荷が1月末から始まったことをプレスリリースで告知した。メーカー希望小売価格(税込)は767,800円。「ハムフェア2019」での初お披露目から、実に4年5か月かかっての出荷開始となった。また同社製品情報ページではPDF版取扱説明書などの公開も始まった。
アイコムのIC-PW2は、1997(平成9)年に発表、その翌年に出荷が始まり、20年以上にわたり全世界で販売されてきたリニアアンプ「IC-PW1」の後継機種として「ハムフェア2019」の会場で参考出品され、発売に向けた開発が長く進行していた。
出荷開始を伝える同社のプレスリリースは次のとおり。
HFオールバンド+50MHz 1kW リニアアンプ IC-PW2 出荷開始のお知らせ
大変お待たせしておりましたHFオールバンド+50MHz 1kW リニアアンプIC-PW2を1月末より出荷を開始いたしました。
IC-PW2は1kWのフルパワー・フルデューティでの運用を可能にしたほか、DPD技術により優れた相互変調歪特性、クリーンな送信波を実現するなど、無線通信機器メーカーのアイコムが、そのプライドをかけ、総力を結集した待望のリニアアンプです。
世界の最上位を目指すDXer、コンテスターに贈ります。
アイコムが新製品の出荷開始をプレスリリースで告知するのは異例のことだ。またIC-PW2の製品情報ページではPDF版取扱説明書などの公開も始まっている。詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・HFオールバンド+50MHz 1kW リニアアンプ IC-PW2 出荷開始のお知らせ(アイコム プレスリリース)
・IC-PW2 製品情報(アイコム)
・IC-PW2 PDF版取扱説明書(アイコム)
・IC-PW2 PDF版補足説明書(アイコム)
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