2024年8月24日(土)と25日(日)に東京・有明で開催される、アマチュア無線の祭典「ハムフェア2024(アマチュア無線フェスティバル)」。過去21回にわたって使用してきた「東京ビッグサイト(東京国際展示場)」を離れ、今年は新会場の「有明GYM-EX(ありあけジメックス)」で行われる(2023年10月21日記事)。このたび主催者の一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)から「ハムフェア2024出展申込の流れ」と題した出展参加要項が公式サイトで発表され、催事計画などのほか、クラブコーナーは出展小間を「Aタイプ(システムパネル有)」「Bタイプ(システムパネル無)」「Cタイプ(システムパネル無)」の3種類用意することが案内された。とくに「Cタイプ」はミニ小間(0.99m×0.99m)として、出展参加料が18,700円と出展しやすくなっている。また、今まで販売行為ができなかった「純粋展示」のカテゴリーはなくなり、どの小間も物品販売OKとなった。なお「ハムフェア2018」から続いていた入場料(入場整理費、会期中有効)の “女性無料” 施策が今回廃止され、有料(1,000円)に改められている。
去年(2023年)までは郵送でしか得ることができなかった「ハムフェア出展参加要項」が、今回は2024年3月14日(木)にJARL Webで発表された。誰でも簡単に閲覧できるようになったことで、出展を計画している人たちにとってありがたい変化である。
特筆すべきは「純粋展示も一般展示もクラブに統一して販売・頒布等を可能にしました」「クラブ出展の小間につきましては、3タイプとなりました」という点と、入場整理費が「一般2,000円」「女性1,000円」「JARL会員は会員証提示で1,000円」となったことだろう。また2日目の日曜日(8月25日)の終了時間が30分繰り上がり、15時30分になったのも実状に即していると言えそうだ。
クラブコーナーでは、今まで物販を認めていなかった「純粋展示」がなくなり、どの小間でも中古品や自作品、そのほかの有料頒布が行えるように改められた。クラブコーナーの小間は3タイプ用意され、特に「Cタイプ」はミニ小間(0.99m×0.99m)として、出展参加料が18,700円と、以前に比べて出展しやすくなっている点に注目したい。
★2小間(3.96×1.98m)
Aタイプ 68,200円(パネルあり、テーブル2、椅子4、出展者証4枚)
Bタイプ 55,000円(パネル・テーブル・椅子なし、出展者証3枚)
★1小間(1.98×1.98m)
Aタイプ 39,600円(パネルあり、テーブル1、椅子2、出展者証3枚)
Bタイプ 33,000円(パネル・テーブル・椅子なし、出展者証2枚)
★ミニ小間(0.99×0.99m)
18,700円(パネル・テーブル・椅子なし、出展者証2枚)
ちなみに、東京ビッグサイトで開催された昨年の「ハムフェア2023」クラブコーナー出展費用(コロナ対策費用分担金を含む)は、「一般展示」の2小間が83,160円、1小間が47,520円。「純粋展示」は2小間が66,500円、1小間が38,000円だったので、施設費の安い有明GYM-EXに移ったことで18~33%程度安くなったようだ(一般展示2小間のA・Bタイプで単純比較)。
ハムフェア2024への出展を検討している方には一読をお勧めする。詳細は、記事下の「関連リンク」から確認してほしい。
↓この記事もチェック!
<駅からのアクセスとホール内の動画あり>ハムフェアの新会場になる東京都江東区の「有明GYM-EX」施設内部を初見学
<新会場はどんな施設?>来年の「ハムフェア2024」は8月24~25日に「有明GYM-EX」(東京都江東区)で開催決定
●タイムラプス動画「有明テニスの森」駅から「有明GYM-EX」会場内まで
(hamlife.jp 2024年2月1日撮影)
※画面をクリックすると動画がスタートします。
●関連リンク:
・ハムフェア2024開催要項(JARL Web)
・ハムフェア2024出展申込の流れ(JARL Web)
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)
・有明GYM-EX(ジメックス)
●いったん広告です: