一般社団法人 日本アマチュア無線連盟（JARL）が、2年に一度刊行している会員局名録の最新版、「JARL会員局名録（2014-2015年版）」の編集・製本作業が終了し、注文した会員向けの発送が始まった。その内容を写真で紹介しよう。
発送が始まった「JARL会員局名録（2014-2015年版）」。特別付録として、アマチュア局の再免許申請用紙一式がついてくる
JARLは「会員の皆さんが開設しているアマチュア無線局相互のコミュニケーションの円滑化」を目的として、会員向けに2年に一度「JARL会員局名録」を刊行している。その最新版となる「2014-2015年版」の発送が開始され、予約注文した会員に順次到着している模様だ。
「JARL会員局名録（2014-2015年版）」の表紙デザインは焦げ茶色がベースで、地球とJARLマークをあしらっている。局名録部分のページ数は416ページで、2013年11月7日現在のJARL会員が開設する局（掲載を希望しない局を除く）約68,000局が掲載されている。
2012年に刊行された「2012-2013年版」は、局名録部分のページ数が436ページだったので、ちょうど20ページ減ったことになる。
巻末には「資料編」として、電波型式と一括記載コード、アマチュアバンドプラン、レピータ局一覧、市郡区番号、ARRL DXCCリスト、国際呼出符字列分配表、ゾーンマップ、JARL社員・役員・支部長名簿などの各種資料を56ページにわたって掲載している。
また特別付録として、アマチュア局の再免許申請用紙一式がついている。
表紙は焦げ茶色で地味な印象。サイズと厚さがほぼ同じの電話帳（タウンページ 東京都中央・千代田区版）のほうがオシャレとの声も…
1996年版以降の「JARL会員局名録」を積み重ねてみた。この20年間で次第に薄くなっていったことがわかる
局名録部分はおなじみの体裁。これは1エリアのトップページ、JA1の2文字サフィックス（JA1AA-ZW）の掲載ページ
巻末には56ページにおよぶ「資料集」がついている
「JARL会員局名録（2014-2015年版）」はJARL会員のみが頒布を受けられる。これから申し込む場合、価格は3,400円（税込）。送料として別途600円がかかる。なお2005年に個人情報保護法が施行されたことにともない、アマチュア無線ショップや書店等での販売はなくなり、機関誌「JARL NEWS」2014年冬号に綴じ込まれている注文書か、郵便局に備え付けの払込取扱票での送金が必要だ。
「JARL会員局名録（2014-2015年版）」の購入・発送に関しては、下記関連リンクの「JARL販売品のご案内」にある問い合わせ先（広報課販売品係）へ確認してほしい
●関連リンク：JARL販売品のご案内（JARL Web）
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