米国のアマチュア無線連盟、ARRLが発行する世界的に有名な「DXCC(DX Century Club)」。その獲得順位表である「DXCC Standings」が2015年6月7日(現地時間)に更新された。2015年2月2日から14日まで、22年ぶりに実施されたカリブ海の孤島、ナヴァッサ島(ナバサ島)からの「K1N」DXペディションなどにより、今回新たに「DXCC Honer Roll」入りや「Top of the Honor Roll(#1 Honor Roll)」の称号を獲得した世界のDXerも多い模様だ。
ARRL(米国のアマチュア無線連盟)が発表する「DXCC Standings」(DXCC順位表)が現地時間の2015年6月7日に更新された。
ARRLが定める100エンティティー以上の局とQSOしQSLカードを取得すれば得られる「DXCC(DX Century Club)」。現存エンティティー数は340で、DXCC申請時点で現存エンティティーのうち未コンファーム(QSLカード未入手)が残り9エンティティー以下で申請すれば「DXCC Honer Roll(オナーロール)メンバー」として盾がもらえる。すなわち331エンティティー以上で資格が得られるということである。
さらに、現存する340エンティティーすべてをコンファームして得る「Top of the Honor Roll(#1 Honor Roll)」。文字通り、DXCCトップの称号である。
自然保護のため上陸が制限されている、カリブ海のナヴァッサ島(ナバサ島)から「K1N」のコールサインで22年ぶりサービスされたDXペディションにより、多くのDXerが貴重な1エンティティーをコンファームできたことなどで、新たに「DXCC Honer Roll」入りや、「Top of the Honor Roll(#1 Honor Roll)」の称号を得ることができたも無線家が少なくないようだ。
●<現地の様子を伝える画像多数>22年ぶり「K1N(ナヴァッサ島)」DXペディションを記録した詳細リポートを公開
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●<ARRLがDXCC申請料を改定>JARLのDXCCフィールドチェック申請料も一部変更
●関連リンク:DXCC Standings(ARRL Web)
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