アイコム株式会社は2018年8月24日、HF+50MHz帯固定機「IC-7610」の新ファームウェア、「Version 1.20」を同社サイト上に公開した。同社の発表によると内容は「[ USB 2 ]ポートからのデジタルI/Q出力に対応」「セットモードの本体情報画面にLANのMACアドレス表示を追加」「その他、軽微な修正」の3項目だ。合わせてHDSDR用USB I/QパッケージのVersion1.00も公開になった。
今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。
●IC-7610の新ファーム(Version 1.20)
おもな変更点:
・[ USB 2 ]ポートからのデジタルI/Q(In Phase/Quadrature)出力に対応
・セットモードの本体情報画面にLANのMACアドレス表示を追加
・その他、軽微な修正
●新規公開 HDSDR用USB I/Qパッケージ(Version 1.00)
このソフトウェアパッケージは、IC-7610のI/Q出力をHDSDR(フリーSDRソフトウェア:http://www.hdsdr.de/)で使用するためのものです。
[ USB 2 ]ポート用のUSBデバイスドライバとHDSDR用のExtIO DLLファイルがインストールされます。
IC-7610のファームアップは、SDカードまたはUSBメモリーを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU: 1.20
Sub CPU: 1.04
Front CPU: 1.01
FPGA: 1.06
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-7610(アイコム)
・ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-7610 HDSDR用USB I/Qパッケージ(アイコム)
●いったん広告です: