アイコム株式会社は2019年10月11日、144/430/1200MHz帯オールモード機「IC-9700」の新ファームウェア「Version 1.20」を同社サイト上で公開した。同社の発表によると内容は「画像伝送機能を追加」「マイクPTT以外での送信中にマイクPTTの操作を受け付けるための設定を追加」「リフレクターの設定に“DCS”、“XLX”を追加」「その他軽微な修正」の4項目という。
IC-9700の新ファームウェア公開は2019年8月30日のVersion 1.13以来となる。今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。
●IC-9700の新ファーム(Version 1.20)
Version 1.13からの変更点:
・画像伝送機能を追加
・マイクPTT以外での送信中にマイクPTTの操作を受け付けるための設定を追加
・リフレクターの設定に“DCS”、“XLX”を追加
・その他軽微な修正
IC-9700のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU: 1.20
Sub CPU: 1.00
Front CPU: 1.00
FPGA Program: 1.05
FPGA Data: 1.00
DV DSP: 1.04
このほか、画像伝送機能に関連して「CS-9700」の Ver 1.20が公開されたほか、アイコム製D-STAR無線機の画像伝送機能で使用する画像を作成し、無線機へ転送するためのWindows版アプリ「ST-4001W(PICTURE UTILITY SOFTWARE) Version 1.00」とAndroid版アプリの「ST-4001A(PICTURE UTILITY SOFTWARE) Version 1.00」が新規公開されている。
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-9700(アイコム)
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