インドネシア共和国（YB）のアマチュア無線連盟「Organisasi Amatir Radio Indonesia（ORARI）」は、同国のアマチュア無線衛星「LAPAN-A2（IO-86）」がAPRS（Automatic Packet Reporting System）を介して、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）と闘おう（乗り越えよう）！というメッセージを送信し、多くのORARIメンバーがメッセージを受け取り励まされていると、ARRLニュースが伝えている。
インドネシアのアマチュア無線衛星「LAPAN-A2（IO-86）」（ARRL NEWSから）
記事によると、衛星から送られているメッセージは「Stay Healthy, Stay at Home #LawanCorona （Fight Coronavirus）＝健康維持のために家にいよう！（新型コロナウイルス感染拡大を乗り越えよう）」だ。インドネシア政府への政策支援の一環だと説明している。
最終的には、100分ごとに衛星からメッセージを送ることを計画。また、衛星技術開発センター研究員Sonny Dwi Harsono氏（YD1SCC）は、今後、インドネシア政府からのメッセージも衛星経由で送信する可能性があると語った。（ARRLニュース3月31日 ※許可を受けて抄訳／（C）ARRL）
●LAPAN-A2（IO-86）データ（N2YO.comから）
アップリンク：145.880MHz/145.825MHz
ダウンリンク：435.880MHz/145.825MHz
ビーコン：437.425MHz
電波型式：FM（トーン88.5Hz/APRS）
コールサイン：YBSAT/YBOX-1
●関連リンク：
・Amateur Radio Satellite Spreads Fight Coronavirus Message（ARRL NEWS）
・LAPAN-A2 (IO-86) Satellite details 2015-052B NORAD 40931（N2YO.com）
・ORARI（Organisasi Amatir Radio Indonesia）
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