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<対象となるリニアアンプのリストを掲載>JARD、200Wを超える局の「スプリアス確認保証」を7月1日からスタート

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、空中線電力200Wを超えるアマチュア局の無線設備に関する「スプリアス確認保証」を2020年7月1日から受け付けると発表した。総務省公示の「アマチュア局の無線設備の保証要領」が6月10日に改正されたことで実現したもので、対象となるリニアアンプのリストも公表された。

 

 

JARDの発表資料より

 

 

 2005年の電波法改正により、2007年11月以前に「旧スプリアス規格」で製造された無線機で現在も免許を受けている場合、2022年12月以降は「新スプリアス規格」に合致することを証明しない限り、そのままでは使用を続けることができなくなる。この対策として、アマチュア無線界ではJARDが空中線電力200W以下の無線機を対象にした「スプリアス確認保証」を実施してきたが、これまで200Wを超える無線機は対象になっていなかった。

 

 その理由は総務省が定めた「アマチュア局の無線設備の保証に関する要領」で、アマチュア局の保証事業者がスプリアス確認保証が行える範囲を「空中線電力200W以下の送信機」と規定されていたことによるもの。今年6月に同要領から送信出力の制限が撤廃されたため、今回JARDによる200Wを超える無線設備のスプリアス確認保証が実現した。

 

 JARDは総務省の依託により、各メーカーやハイパワー局の免許人に協力を求め、代表的なリニアアンプのスプリアス強度を測定してきた。その結果を総務省が「アマチュア無線用リニアアンプ スプリアス特性調査結果(令和2年6月10日現在)」、JARDが「スプリアス確認保証の対象となるリニアアンプリスト」として発表した。

 

 このリストにはアイコムのIC-2KL、IC-PW1、JVCケンウッドのTL-922、TL-933、八重洲無線のFL-2100B、VL-1000、FL-7000、東京ハイパワーのHL-1K、日本無線のJRL-2000F、JRL-3000Fなどのポピュラーなリニアアンプを始め、ACOMのACOM1000、ACOM2000A、ETONのALPHA77DX、SPEのExpert 2K-FAといった海外勢のリニアアンプがリストに含まれている。

 

懐かしいリニアアンプの一部も「スプリアス確認保証の対象となるリニアアンプリスト」に掲載されている

 

 JARDによる発表から抜粋で紹介する。

 


 

ハイパワー局(200W超)の無線設備も「スプリアス確認保証」が可能となりました!

 

 本年6月10日付で、総務省公示 「アマチュア局の無線設備の保証に関する要領」 の一部が改正され、空中線電力が200Wを超える送信機 (一般的には200W以下の無線機(エキサイター)とリニアアンプの組合せ)も「スプリアス確認保証」 の対象となりました。これを受けJARDでは、本年7月1日から200Wを超える送信機のスプリアス確認保証の申込みを受け付けることとしましたので、お知らせいたします。

 

 なお、すでに免許を受けている200W超えの送信機は、平成17年12月以降に国の検査を受けて免許等されているものを除き、すべてスプリアス確認の手続きが必要となります。ハイパワー局のスプリアス確認保証の料金、現段階で 「スプリアス確認保証」が可能なリニアアンプなどの概要は別紙のとおりです。詳しくはJARDホームページでご確認ください。

 

※注意:基本保証(開局のための開設保証及び増設・取替の変更保証)の対象は、従来どおり200W以下の無線設備で変更はありません。ハイパワー局(200W超)の免許等を受ける場合、これまでどおり総合通信局等へ直接申請してください。

 

本件についてのご照会等は、JARD保証事業センター(スプリアス確認保証担当)へ。
電話:03-3910-7286 FAX:03-3910-2800 メール:sp-con@jard.or.jp

 

 

★ハイパワー局の 「スプリアス確認保証」 の概要

 

1 スプリアス確認保証料:

 

※ハイパワー局に空中線電力200W以下の送信機が別装置として含まれ、同装置についてもスプリアス確認保証が必要な場合は、既に提示している200W以下のスプリアス確認保証料が適用されます。なお、200W以下の基本料は不要です。

 

 

2 スプリアス確認保証が可能な送信機:

 

 

3 手続き:200W以下のスプリアス確認保証の手続きと同じ

 

 

★スプリアス確認保証が可能なリニアアンプリスト

 

 

 


 

 200Wを超える局のスプリアス確認保証については、下記関連リンクを参照のこと。

 

 

こちらの記事も参考に
<200Wを超える局のスプリアス確認保証が可能に>総務省、「アマチュア局の無線設備の保証に関する要領」を変更

 

 

 

●関連リンク:
・ハイパワー局(200W超)の無線設備も「スプリアス確認保証」が可能となりました! PDF(JARD)
・スプリアス確認保証(JARD保証事業センター)
・アマチュア無線用リニアアンプ スプリアス特性調査結果(総務省 電波利用ホームページ)

 

 

 

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