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<おうち時間が増えて新たな愛好家を獲得>産経新聞、「JARL会員増加、アマチュア無線人気に復調の兆し」と伝える

産経新聞のインターネットニュース「産経ニュース」(2021年5月30日付)と、産経新聞グループの経済情報サイト「SankeiBiz」(2021年5月31日付)は、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の2020(令和2年)度末の会員数が27年ぶりに増加したことを伝えた。新型コロナウイルス感染症の感染拡大で生活環境が大きく変わり、室内で楽しめる趣味としてのアマチュア無線に、新たな愛好者が集まっているのではないかと紹介している。

 

 

JARLの「令和2年度事業報告」に掲載されている2021年3月7日現在の正員と家族会員の年齢構成(※グラフを見やすくするため、画像加工を施しています)

 

 

 記事によると、アマチュア無線局数は1994(平成6)年に記録した過去最高の約136万から、直近の2020(令和2)年度末には38万6,588局となり、3分の1まで落ち込んでしまった現状とともに、コロナ禍の中で生活環境が変わりお家時間が増えたことから、室内で楽しめるアマチュア無線が注目され、復調の兆しが見えてきたと伝えている。

 

 また、東日本大震災では携帯電話、警察・消防などの無線システムが壊滅的な被害を受けるなかで、アマチュア無線が重要や役割を担ったことや、2021(令和3)年3月に電波法関連省令が改正され、「有資格者が一定条件下で、アマチュア無線を災害ボランティア、地域ボランティア活動などの通信にも利用できる」「無資格者の小中学生は、家族が開設するアマチュア局や在籍する学校のクラブ局、学校教職員のアマチュア局から交信体験が可能」となったことも紹介している。

 

 そのほか、JARLや総務省の担当者への取材を行っている。詳しくは記事下の関連リンクから確認してほしい。

 

 

JARLが公表したリリース「JARL会員数が27年ぶりに前年度比増加に」

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<会員数は27年ぶりに増加したが、高齢化と女性離れに拍車>JARLの令和2年度末「年齢層別会員構成」「QSLカード転送処理枚数」などが判明

 

<3月10日の官報に掲載>総務省が「アマチュア無線の社会貢献活動での活用」「小中学生のアマチュア無線の体験機会の拡大」をきょうから施行

 

 

 

●関連リンク:
・アマチュア無線、27年ぶり会員増 コロナ禍で脚光(産経ニュース)
・アマチュア無線、27年ぶり会員増 コロナ禍で脚光(SankeiBiz)
・ JARL会員数が27年ぶりに前年度比増加に(JARL Web)

 

 

 

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