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<JARL中央局(JA1RL)も運用予定>5月5日、南極昭和基地の8J1RLが21MHz帯で「こどもの日の特別運用」実施

2022年5月5日(木・祝)のこどもの日、南極昭和基地で越冬観測中の第63次日本南極地域観測隊が、同基地に設置されているJARL局「8J1RL」から、日本国内の小・中・高校生と優先して交信する「こどもの日の特別運用」を21MHz帯SSBで実施する。それにあわせて一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)では、東京都豊島区の連盟本部内に設置したJARL中央局「JA1RL」の運用を行い、夕方からは公募で決まった小・中・高校生ハム数名が同局から8J1RLとの交信に挑戦する。

 

 

JARL Webに掲載された、2022年の「8J1RLこどもの日の特別運用」の案内

 

 

 JARL Webによると、2022年5月5日(木・祝)の「こどもの日」に南極昭和基地のJARL局、8J1RLが日本国内の小・中・高校生を優先して交信する「こどもの日の特別運用」が3年ぶりに行われる。概要は下記のとおり。

 

 

★8J1RL「こどもの日の特別運用」の概要(JARL Webより)

 

●運用日時:2022年5月5日(木・祝)17:00~18:00(JST)予定

 

●運用周波数:21MHz帯

 

●電波型式:SSB

 

●優先して交信をおこなう局:
(1)JARLが開設する社団局において運用する小学生、中学生、高校生
(2)日本国内の小学生、中学生、高校生が開設する社団局(注1)
(3)日本国内の小学生、中学生、高校生が運用する個人局
(4)日本国内の空中線電力が10W以下で免許されている個人局(注2)

 

(注1)社団局については学校等の中に設置されているものでなくてもかまいません(たとえば、地域クラブ局の構成員となっているのであれば、その社団局のコールサインでもかまいません)。
(注2)上記1~3の局からの呼び出しがなくなった場合に優先して交信します。

 

●8J1RLの「こどもの日の特別運用」は、日本国内の小学生、中学生、高校生等が5月5日にアマチュア無線による南極昭和基地との交信を通じて、無線通信の素晴らしさを体験してもらうと共に、南極の自然科学に興味を持ってもらうことを主な目的としていますので、初めての方を優先とさせていただきます。

 

●小学生、中学生、高校生等とは、学校教育法第一条に規定する学校に入学している方だけを指しているのではなく、 次世代を担う青少年という意味で使用しているものです。 したがって、南極とぜひ交信してみたいおおむね18才以下の人であれば交信を拒否するものではありません。

 

●SSB以外の電波型式へのリクエストには応じられません。

 

●当日の電波伝搬等の状況により交信できない場合もありますので、あらかじめご了承願います。

 

●QSLカードは、原則JARL QSLビューロー経由のみとします(2023年4月以降、第63次隊が帰国後の発行となります) 。

 

2019年5月5日の南極昭和基地。こどもの日を祝って「こいのぼり」が飾られた(写真提供:第60次南極地域観測隊、JARL)

 

 

 今回の8J1RLの「こどもの日の特別運用」の実施にあわせて、JARL中央局のJA1RL(東京都豊島区南大塚)は、小・中・高校生ハムを集めて8J1RLとの交信に挑戦してもらう企画を実施する(申し込みは締め切り済み)。当日はJA1RLは運用委員のオペレートにより昼間は各バンドで一般局との交信を行い、17時以降に集まった小・中・高校生ハムと8J1RLの交信チャレンジを行う計画だ。

 

2019年の「こどもの日特別運用」を行う南極昭和基地との交信に集まった子供たちと保護者、運用関係者の記念撮影

 

 

↓この記事もチェック!(2019年5月7日掲載)
<こどもの日特別運用2019>JARL中央局(JA1RL)に集まった9名の子供たち、南極・昭和基地の「8J1RL」と交信に成功!!

 

 

 

 

●関連リンク:南極昭和基地8J1RLが「こどもの日の特別運用」を行います!(JARL Web)

 

 

 

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