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<依然として減少数の増加が続く>総務省が2024年2月末のアマチュア局数を公表、前月より1,057局少ない35万8,905局

2024年4月2日、総務省は2024年2月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2024年1月末のデータから1か月間で1,057局減少して358,905局となった。前回(2024年1月末)のデータでは、ピークから100万局減少して36万局を割り込んでしまったが、依然として減少数の増加傾向が続いている。

 

 

2013年4月末から2022年2月末までのアマチュア局数の推移。ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、2017年12月末を堺にして減少スピードが加速。これは「東日本大震災」による開局ブーム!?から、免許の更新時期を迎える5年間のタイミングと一致する。そしてコロナ過でお家時間が増えた影響なのか、ふたたびアマチュア局の減少スピードが鈍化したが、これも行動制限の緩和などで再び減少数が増加しだした

今回公表された2024年2月末のデータは対前月比で▲1,057局となり、「▲1,000局/月」を上回った

 

 

 アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年4月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万7,736局から95か月間で76,137局減少した。

 

 

●2024年2月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳

 

・1エリア(関東管内): 106,754局(107,050局)

・2エリア(東海管内): 45,647局(45,775局)

・3エリア(近畿管内): 43,596局(43,707局)

・4アリア(中国管内): 21,681局(21,738局)

・5エリア(四国管内): 16,591局(16,656局)

・6エリア(九州管内): 29,883局(29,901局)

・7エリア(東北管内): 37,189局(37,373局)

・8エリア(北海道管内):32,271局(32,367局)

・9エリア(北陸管内): 8,462局(8,515局)

・0エリア(信越管内): 14,718局(14,777局)

・6エリア(沖縄管内):  2,113局(2,103局)

 

※カッコ内の数字は2024年1月末の局数を表す。

 

 

アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く

 

 

 

 

●関連リンク:無線局統計情報(総務省)

 

 

 

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