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<日本のアマチュア無線家の協力に謝辞>フィリピン、台風22号被害の災害支援通信を終了

フィリピンのアマチュア無線連盟(PARA)は、12月6日にフィリピンを直撃した台風22号(英名:HAGUPIT、フィリピン名:RUBY)による被害に対応した災害支援通信を7.095MHzで行っていたが、このほど無事に終了した旨の連絡が一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)に入った。PARA会長は「日本のアマチュア無線家の皆様方には期間中、災害支援通信用に設定した通信周波数をクリーンにしてくださったことをたいへん感謝しています」と謝辞を述べている。

 

 

フィリピンを襲った台風22号(HAGUPIT)の進路図

フィリピンを襲った台風22号(HAGUPIT)の進路図

 

 12月9日付けのARRL NEWSは、台風22号によるフィリピンにおける被害とPARAなどが行った災害支援通信についてをリポートしている。その一部を要約する。

 フィリピンのアマチュア無線ボランティアは、今回の台風Hagupit(Ruby)に対応するため、HF帯とVHF帯で非常通信ネットワークを稼働させた。
 台風はフィリピンをゆっくりした速度で横断。ようやく勢力が弱まったが、熱帯低気圧に変わるまでに少なくとも3ダースの人が死亡した。フィリピン当局は、高波による危険が予測される地域に居住する最高100万人対して、事前に避難警報を事前に出した。これが奏功し犠牲者数は最小で済んだのだ。

 PARA会長のThelma Pascua氏(DU1IVT)は「台風は依然としてフィリピンの領域内を進んでいるが、アマチュア無線家たちは必要な情報を提供し続けている」と報告。すべての非常通信は「十分に情報を提供している」と述べた。
 PARAの非常通信運用隊であるHERO(the Ham Emergency Radio Operations)のメンバーは144.740MHzと7.095MHzをモニターし、台風の進行中も必要な情報の伝達を行った。今回の台風は非常にゆっくりした速度だったため、HEROのボランティアたちは、その間にコミュニケーション力を強化することができた。
「PARAが使用する7MHz帯(7.095MHz)付近の使用を避けるように」という連絡は、インドネシア(ORARI)と日本(JARL)にも伝達された。

(ARRLニュース 12月9日 ※許可を得て抄訳転載/(C)ARRL )

 

 

非常通信にあたるDX1EVMのオペレーター

非常通信にあたるDX1EVMのオペレーター

 なおJARLは12月17日、Webサイトに『PARAのThelma C. Pascua会長(DU1IVT)から、フィリピンでの災害支援通信が無事終了した旨の連絡がありましたのでお知らせします。連絡の文面の中で、Thelma会長は「日本のアマチュア無線家の皆様方には期間中、災害支援通信用に設定した通信周波数をクリーンにしてくださったことをたいへん感謝しています。今回の活動の最終報告は、PARAのホームページに掲載しているのでご参照ください。どうもありがとう」と記しています』という情報を掲載した。

 

 

●関連リンク:
・フィリピンの台風被害の災害支援通信終了(JARL Web)
・Typhoon Ruby (Hagupit) Final Report PDF形式(PARA)
・Philippine Hams Support Emergency Communication for Typhoon Hagupit(ARRL NEWS)

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