「NHK WORLD-JAPAN」のラジオ国際放送(Radio Japan)は現在、18の言語で短波などの放送波とインターネットのライブストリーミングで世界各国に向けて情報発信を行っている。通常、日本国内での受信報告に対してはベリカードを発行していないが、2018年12月7日(金)12:30~14:00JSTにインド向けに放送される特別番組(短波13780kHz、およびライブストリーミング)に限り、特例として日本国内からの受信報告にも“特別ベリカード”を発行することになった。この機会にHF機やBCLラジオで受信に挑戦してみてはいかがだろうか。
2018年11月22日にNHK国際放送局多言語メディア部が発表した内容を、アジア放送研究会(ア放研)のFacebookページから許可を得て転載する。
NHK WORLD-JAPANのベリカード国内向け発行を特例として実施
NHK WORLD-JAPANではラジオ国際放送を海外で聴取して受信報告を寄せたリスナーに対して、受信確認証(ベリカード)を発行しています。国際放送は海外向けであることから、国内での受信については対象外として受信証の発行は行っていません。
このほど、NHK WORLD-JAPANではテレビ、ラジオ、ネットの垣根を越えて、メディア全体で取り組むインドキャラバン企画“Influential India”を実施中です。
この企画に関連して12月7日(金曜日)にはラジオ国際放送で、特別番組を放送予定です。日本時間の12時30分から14時までの90分問、短波13780kHzでインド向けに、またインターネットライブストリーミングで全世界向けに実施します。使用する言語はヒンディー語、ベンガル語、ウルドゥー語の3言語で、特別番組は言語放送の枠を越えて「相乗り」で進行します。
13時から30分間は、NHK WORLD TV“Influential India”との同時放送を行い、ラジオ国際放送ではテレビの画面を見ながら3言語のアナウンサーたちがさまざまなトークを繰り広げます。「紅白歌合戦裏チャンネル解説」の「インドキャラバン版」といった趣向です。その他の時間には、東京のインド人コミュニティーからのリポートや、インドのリスナーと結ぶ企画を予定しています。
今回、この特集番組をラジオで聴いたリスナー、テレビで視聴したオーディエンス、ネットユーザーから届く受信報告に対して、特別のベリカードを発行することにしました。冒頭で触れたとおり、NHK WORLD-JAPANでは普段は国内からの受信報告にはベリカードの発行を行っていませんが、この特別番組に対する受信報告に限り、国内からの受信報告にもベリカードを発行することとします。
なお、今回の特別ベリカード発行に際しては、短波放送とテレビ国際放送、インターネットライブストリーミングのうち、どのメディアを視聴したかを必ずお知らせください。
あて先は:〒150-8001 NHKワールドジャパン「India Special受信報告」です。
受信報告のあて名には必ず英語で「India Special」とタイトルをお書きください。タイトルが書かれていないと特別ベリカードを発行できません。
2018年11月22日 NHK国際放送局多言語メディア部
なお、短波放送でこの特別番組を受信した場合に発行されるベリカードは、60年前にRadio Japanで発行されていたベリカードの特別復刻版になるようだ。インターネットのライブストリーミングを聴いて受信報告を出した場合は別のデザインになるという。
英語では「We hope you will enjoy this show. We’ll send a special re-print of the verification card (Veri-card) used at Radio Japan 60 years ago to those who send us a reception report about listening to the program on shortwave. Also, we will send another special kind of verification card to those who send in a reception report about listening via online live streaming.」と案内が出ている。
★Radio Japanの日本における送信所「KDDI八俣送信所」のリポートはコチラ↓
東京ドーム22個分の敷地!! 日本で唯一の海外向け短波放送を行う「KDDI八俣送信所」現地リポート
●関連リンク:
・NHK WORLD-JAPAN 日本語トップページ(12月2日現在、この情報は掲載されていない)
・NHK WORLD-JAPAN Frequency Schedule PDF
・アジア放送研究会 放送情報板(Facebookページ)
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