先週のアクセスランキングで1位となったのは、大分県大分市の閑静な住宅地に、「敷地内にアマチュア無線のアンテナと未登記の倉庫が有ります」と案内がある中古一戸建て不動産物件が、地元の不動産業者、株式会社別大興産のWebサイトに掲載されアマチュア無線家の関心を集めているというニュース。Googleストリートビューを頼りに該当物件らしき家屋の画像を確認。家屋の裏手にクリエート・デザイン製らしき自立タワー(地上高15m程度、エレベーター付き?)を発見。タワー下部には下げられたと思われる複数のアンテナが確認できた。
2位に急上昇したのは、「<無資格者の利用機会拡大、1.9/3.5MHz帯のバンド追加割当て、FT8などの申請簡素化…etc.>総務省、アマチュア無線に係る制度整備案に対し2月17日まで意見募集」。2020年1月17日(金)14時に総務省総合通信基盤局移動通信課が“アマチュア無線の利用者の利便性の向上などを図るため”として、「①アマチュア局の免許手続きの簡素化」「②アマチュア局の無資格者の利用機会の拡大」「③周波数の追加割当て」をまとめ関係省令案等を作成。このほど「省令案」「告示案」「訓令案」などをぞれぞれ公開し、2020年1月18日(土)から2月17日(月)の必着分まで、一般からの意見(パブリックコメント)募集を実施したことを公表した。今後、寄せられた意見や電波監理審議会への諮問に対する同審議会の答申を踏まえ、関係省令などの改正を行う予定だとしている。
続く3位は、アマチュア無線の資格を持ち、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士と、子どもたちが交信を行うプロジェクト「ARISSスクールコンタクト」において、2020年1月13日(月・祝)の20時58分JSTから埼玉県狭山市にある水富公民館の子供たち20名が同市内の笹井小学校を会場に、「8J1SS」のコールサインで交信を行うことを知らせる記事だった。ISSと交信できるのは上空を通過する10分ほどと短いが、参加した20名すべての子どもたちが宇宙飛行士との交信に無事成功! 当日の様子は主催者側が配信したライブ動画で確認でき、安堵した子どもたちの笑顔が見られた。現在、そのときの動画は一般公開されている(記事参照)。今回、日本から通算98例目のARISSスクールコンタクトとなる。
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1)<「敷地内にアマチュア無線のアンテナ…が有ります」と案内>下げられたアンテナ群を確認! 大分県大分市のハム中古物件が1,200万円で販売
2)<無資格者の利用機会拡大、1.9/3.5MHz帯のバンド追加割当て、FT8などの申請簡素化…etc.>総務省、アマチュア無線に係る制度整備案に対し2月17日まで意見募集
3)<ARISSスクールコンタクト>国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士、1月13日(月・祝)20時58分から狭山市水富公民館の子供たち(8J1SS)と交信!!
4)中華人民共和国の電気通信主管庁、同国のアマチュア無線バンドの削減を提案
5)<免許を受けずにアマチュア無線局を開設>関東総合通信局、3アマと4アマの資格を持つ無線従事者に対し48日間の従事停止の行政処分
7)【1月12日に更新】アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG Ver5.28b」の追加・修正ファイル(テスト版)を公開
8)<特集「オールド無線機 修理のポイント」「ポータブル電源&発電機活用」>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2020年3月号を1月18日(土)に刊行
9)<1月17日(金)18時30分から1時間>東京・秋葉原の新商業施設で「懐かしのアマチュア無線」がテーマのトークイベント開催!!
10)<7.095MHz付近をクリアに!>マニラ近郊のタール火山が大規模噴火、JARLに対しフィリピンのアマチュア無線連盟(PARA)が非常通信に備え協力要請
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