先週のアクセスランキングで1位となったのは、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が、2020年4月21日に総務省が告示したアマチュア無線に割り当てられている周波数の“1.8MHz帯”と“3.5MHz帯”の拡張(追加割当)を反映した「新アマチュアバンドプラン」の一覧表を6月3日に公開したというニュースだった。この一覧表は総務省の使用区別告示に諸外国の運用や世界的な慣習などをふまえた表記で、運用モードや形態を中心にわかりやすくまとめたものだ。
続く2位は、“アマチュア無線に関する最新情報を提供し、アマチュア無線のおもしろさを伝える電子マガジンで、スポンサーメーカーだけではなく、JAIA会員各メーカーの製品情報も掲載しています”という電子Webマガジン「月刊FBニュース」の最新号が、2020年6月1日に公開。今号のニュースは「中止、延期が決定したアマチュア無線イベント」「JARLの“雷事故補償保険”“傷害補償保険”申し込みは6月12日まで」の2本。さらに「Masacoのむせんのせかい」「テクニカルコーナー」「車内シャックの構築と運用」「楽しいエレクトロニクス工作」「海外運用の先駆者達」「日本全国・移動運用記」など13本の記事を更新した。今回はIC-705でアンテナチューナーのAH-4を使うというテクニカルコーナーの記事が特に注目を集めたようだ。また英語版の「FB NEWS Worldwide」にも5本の記事が掲載されている。
3位は、2020年6月2日(米国標準時)に「FT8」をはじめとする微弱信号での各種デジタル文字通信に対応した定番ソフトウェア「WSJT-X」の最新版となるVersion 2.2.0が公開された記事。さまざまなデジタル文字通信(FT4/FT8/JT4/JT9/JT65/QRA64/ISCAT/MSK144/WSPRなど)が可能なソフトウェアとして、世界中で利用されている「WSJT-X」(ノーベル物理学賞受賞のK1JT ジョゼフ・テイラー博士らが開発)だが、これまで日本語表記に対応しておらず(ボランティアによる日本語マニュアルが公開されていた)、今回のバージョンで初めて日本語ユーザーインターフェースに対応した。
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1)<PDFをダウンロード可能>JARL、1.8/3.5MHz帯拡張を反映した「アマチュアバンドプラン」一覧表を公開
2)<“IC-705でアンテナチューナーAH-4を使う方法”をいち早く掲載>「月刊FBニュース」2020年6月1日号きょう公開
3)<最新版 Version 2.2.0が公開>FT8などの定番デジタル文字通信用ソフト「WSJT-X」が日本語ユーザーインターフェースに対応
4)<免許を受けずにアマチュア無線局を運用>中国総合通信局、鳥取県鳥取市在住の男性に対し17日間の従事停止の行政処分
5)<IC-706MK2Gシリーズ、IC-R10、ID-800などが“修理不能”に>アイコム、最新版の「生産終了機器リスト」を公開
6)<“29FM”のバイブル的存在>DX1SAグループ編/JE6QJV監修「29MHzFMハンドブック2」の無料ダウンロード(116ページ/PDF版)開始
7)<149機種(2台ずつ)を測定、基準内はたった12機種>総務省、電波法で定める「著しく微弱な電波」の許容値測定「令和元年度無線設備試買テスト結果」を公表
8)<日本無線協会が発表>2020年8月期の無線従事者国家試験「実施」を決定
9)<「6m&Downコンテスト」もマルチオペ種目中止、移動運用自粛要請の方向で検討へ>JARL、第50回理事会報告を会員専用ページに掲載
10)<アマチュア無線もしっかりPR>ジャーナリストの柳澤秀夫氏(JA7JJN)、自宅の“無線室”から民放ニュース情報番組に生出演
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