先週の記事ランキングで大反響を呼び1位となったのは、東京光音電波株式会社が制作した、カレンダーなのに“数字”が1つも書かれていないという、タイトルどおり摩訶不思議な2018年カレンダーのニュースだ。自作派ハムには馴染みのある電子部品「固定抵抗器」。1本1本の抵抗値は数字ではなく、部品に塗られた色で記されているものも多いが、いわゆる“抵抗のカラーコード”で「“黒”い礼(0)服」「小林一(1)“茶”」「“赤”いに(2)んじん」などと語呂合わせで覚えている方も多いだろう。このカラーコードを使用したカレンダーで読み解く楽しさは半端ない。そのマニアックスさもあって記事へのアクセスが上昇! 大反響を呼んでいる。
2位は、古くからの愛用者も多く、ハイパワー対応のローパスフィルタやコモンモードフィルタの製造販売で知られる「サガミエンジニアリング」(神奈川県厚木市)の代表者・松嶋 智氏(JA1EUI)が亡くなられ、廃業することが告知された記事だった。サガミエンジニアリングのWebサイトには、同社代表の松嶋 智氏の逝去により廃業を余儀なくされたことと「これまでご愛顧賜りました皆様に心より感謝申し上げます」とのお礼、「なお、お電話、メール等によるお問い合わせは固くお断りいたします。何卒、ご容赦くださいますようお願い申し上げます」という案内が松嶋氏の身内の名前で掲載されている。
続く3位は、株式会社電波社から12月8日(金)に発刊されたアマチュア無線誌「HAM world(ハムワールド)」Vol.9の新刊情報。3か月に一度の季刊誌として、本誌を楽しみにしている無線家も少なくない。9号目となる今号の第1特集は「バンドスコープ活用術」、第2特集は「マイカーを無線基地にしよう!」。さらに特別企画「わずかな電力で世界中に電波が飛ぶ! JT65入門」と盛りだくさんな内容だ。単発記事では「記念局運用のスタイルが変わる」「50MHz無線機コレクション」「ジャンク無線機復活の技」などの記事を掲載している。価格は980円(税込み)。
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1)<数字は1つも書かれていない!>東京光音電波の「カラーコードカレンダー2018」PDF版を公開中
2)<代表者が逝去>アマチュア無線用の各種フィルタ製造販売「サガミエンジニアリング」が廃業
3)<2大特集「バンドスコープ活用術」「マイカーを無線基地にしよう!」>電波社がアマチュア無線誌「HAM world」Vol.9を12月8日(金)に刊行!!
4)<駆け込み申請で無線局免許状の発送に大幅な遅れ>関東総合通信局、「アマチュア局の旧スプリアス規格に係る申請に伴う対応について」を告知
5)<ドクターヘリ連絡用周波数を不法使用>関東総合通信局、通信に混信を与えたダンプカー運転手2名を電波法違反容疑で摘発
6)<KDDIのWebマガジンで紹介>東京ドーム22個分の敷地!! 日本で唯一の海外向け短波放送を行う「KDDI八俣送信所」現地リポート
7)<「いい加減にしてくれ」の声も…>続出する「ありえない激安価格」の無線機通販サイト、今度は長野県の無線ショップのデータを盗用か
8)<2017年12月からサービス開始>電子部品販売の「マルツエレック」、全国13か所の店舗に「QSLカード転送ボックス」を設置
9)<12月2日(土)22時から放送>NHK-FM、オーディオドラマ「声命線」にアマチュア無線が重要な役割で登場!
10)<前月比、直近5年間で最大の減少数に!>総務省が2017年10月末のアマチュア無線局数を公表、前月より726局少ない43万1,734局
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