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<タイ洞窟、13人救出>救助チームの通信機器にイギリスのアマチュア無線家が開発した「HeyPhone(ヘイホン)」を装備

タイの洞窟で遭難した少年12人とコーチ全員の救出にあたり、救助チームが地底深く侵入する87kHz(USB)を利用した特別な長波ラジオ機器「HeyPhone(ヘイホン)」を装備していたことが明らかになった。使用された「HeyPhone」は英国のアマチュア無線家、故人のJohn Hey氏(G3TDZ)が設計したもので、英国洞窟研究協会(BCRA)は「洞窟内での無線通信として先駆的な開発」と讃えている。

 

初期バージョンの低周波ラジオ機器「HeyPhone」(ARRL NEWSより)

 

 

 タイ北部のチェンライにある洞窟で地元サッカーチームの少年12人とコーチ1人の13人が閉じ込められ、行方不明から18日目で全員が無事救出されたことは記憶に新しい。

 

 救出に際して、洞窟内にたまった泥水や起伏にとんだ地形に阻まれて困難を極めたことは、ニュースなどで知ることができたが、救助チームの連絡手段の1つに、地底深く侵入する87kHz(USB)を利用した特別な長波ラジオ機器「HeyPhone(ヘイホン)」を装備していた。

 

 下記、関連リンクの「HeyPhone Cave Rescue Communication System」で、装置の詳細が確認できる。(ARRLニュース 2018年7月12日 ※許可を得て抄訳転載/(C)ARRL )

 

 

 

●関連リンク:
・Radio Technology Designed by Radio Amateur Used in Thailand Cave Rescue(ARRL NEWS)
・HeyPhone Cave Rescue Communication System

 

 

 

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