先週のアクセスランキング1位は、先々週に続き2週連続で、「＜500ワットの設備を用い音楽放送をアマチュア無線で送信＞北海道総合通信局、3.5MHz帯で目的外通信を行った3アマと4アマの資格を有する無線従事者に3か月の行政処分」となった。以前から3.5MHz帯で音楽放送（昭和の歌謡曲が中心）を流し続ける局がいることは知られており、JARL社員総会でも社員から指摘があったほどだ。記事掲載後はアクセスが上昇し続け、現在も注目を集めている。なお違法行為を行っていた3・4アマの資格を有する北海道在住のハムに対し、3か月間の運用停止と従事停止という重い行政処分が下された。
北海道総合通信局の発表内容より
2位は、総務省が2月15日に公表した日本国内の2018年12月末における「アマチュア無線局数」に関する記事だ。公表されたデータによると、前回の2018年11月末のデータから1か月間で“1,424局”減少し、41万6,418局となった。減少スピードが再び加速しているが、実は2011年3月11日に発生した「東日本大震災」以降にアマチュア無線従事者の資格取得や開局（開設）ラッシュが起きたが、それから5年経過したタイミングに一致してアマチュア局の減少スピードが加速しだした。震災をきっかけに、アマチュア無線の資格を取得、または再開局してアマチュア局を開設したものの、無線局の有効期間である5年を過ぎ更新を行わなかった無線従事者が多かったことから、再び減少スピードが加速し始めたと推察できる。
2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。2013年以降に減少数も落ち着いてきたが、2017年12月末からほぼ毎月1,000局以上の減少が続いている
続く3位は、モールス通信用の電鍵（キー）を製造販売している宮城県の株式会社GHDキーの新製品情報。「無線機3台に接続可能」「イヤホン端子、縦振りキーの端子付き」「エレキー、エレバグ、縦振りキーなどの記録/再生OK」「8CH/最大8000文字」など多彩な機能を有するメモリーキーヤー「GK609A」（28,500円）と、購入後に左手用へ組み替えOKなセミオート仕様の小型バグキー「CN206W-RL」（34,500円）、光センサー採用のためにDC12Vの電源が必要となるフルオート＆セミオート仕様の光センサーバグキー「GN209FS-P」（67,800円）の新製品3モデルを、3月19日に発売することを同社が発表し注目を集めた。
GHDキーの新製品。小型バグキー「CN206W-RL」（左上）、無線機3台に接続可能なメモリーキーヤー「GK609A」（左下）、フルオート＆セミオートの光センサーバグキー「GN209FS-P」（右下）
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1）＜500ワットの設備を用い音楽放送をアマチュア無線で送信＞北海道総合通信局、3.5MHz帯で目的外通信を行った3アマと4アマの資格を有する無線従事者に3か月の行政処分
2）＜東日本大震災以降の開局ラッシュから5年経過を境に減少数が急増＞1か月間で“1,424局”減少！ 総務省、2018年12月末のアマチュア局数“416,418局”を公表
3）＜3月19日発売＞GHDキーの新製品！ メモリーキーヤー「GK609A」、小型バグキー「CN206W-RL」、光センサーバグキー「GN209FS-P」
4）＜京都府北部の港湾で取り締まり＞近畿総合通信局、船舶に免許を受けずアマチュア無線機を設置していた1名（1隻）を摘発
5）【速報】約500名が来場!! JARL千葉県支部主催「ちばハムの集い2019」の模様
6）＜報告者全員に特製ボールペンがプレゼントされる＞CQ ham radio誌の連載「瓦版 BCLワンダラー」でRadyo Pilipinas Worldwide（フィリピン）の受信報告を募集中！
7）＜モールス（CW）通信の上達に役立つ＞日本のハムが開発したフリーソフト「Lerning Morse」「CW MANIA」に注目！
8）＜特集は「今どきハムのPC活用」＞CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2019年3月号を刊行
9）＜仕様変更で、ほぼリアルタイムにデータ更新へ＞無線局等情報検索（2月18日時点）、アマチュア局は1週間で320局減少し「414,617局」
10）＜10/50/100Wタイプはいずれも448,000円（税別）＞八重洲無線、新製品「FTDX101シリーズ」の標準価格と発売時期を告知
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