先週のアクセスランキング1位は、2019年5月18日(土)に一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)事務局で第44回理事会を開催され、その報告がWebサイトの会員専用ページで公開たというニュース。同理事会では「平成30年度事業報告について」「平成30年度決算について」のほか、「社員からの総会提案について」という3つの議題が審議された。このうち「社員からの総会提案について」は、JARL社員17名から提出された、会長である髙尾義則理事(JG1KTC)と専務理事である日野岳 充理事(JE1KAB)の2名を解任することを第8回定時社員総会の議題にするように求めるという社員提案で、審議の結果6月23日(日)に東京・新宿区で開催される第8回定時社員総会に上程されることになった。
続く2位は、「<すでにQSO済みでも、何度も、しかも延々と呼び続けられて困惑>「南極昭和基地JARL局『8J1RL』への呼出し時のお願い」を呼びかけ」。現在、南極昭和基地に赴任中の第60次日本南極地域観測隊員から、南極昭和基地JARL局「8J1RL」の呼び出しに関するお願いとして「2019年2月から2020年1月(60次隊の越冬期間)までの期間において、同一バンド、同一モードでの重複QSOはご遠慮ください」と呼びかけているという記事。現地では限られた時間で運用しているにもかかわらず、すでにQSO済みの局が、何度も、しかも延々と呼び続けるケースが相当数あるようで困っているということだ。JG2MLI・吉川氏のブログ「こちらは8J1RL南極昭和基地です」が「8J1RL」の現状を伝えている。
3位は、株式会社JVCケンウッドが、旧スプリアス規格に該当する同社製の特定小電力トランシーバー、コードレス電話機/FAXのリストを作成し、「電波法により、旧スプリアス規格の製品は2022年11月30日までしかお使いいただくことはできません」と周知を行ったというニュース。2005(平成17)年に電波法関連の法令である無線設備規則において、無線設備のスプリアス発射(必要周波数帯の帯域外に発射される不要な電波)の強度の許容値(スプリアス規格)が改正され、2007(平成19)年12月以前に「旧スプリアス規格」で作られた無線機器は、2022(令和4)年12月1日以降は使えなくなる。これら一般の多くが利用している旧スプリアス規格の製品には、事実上“救済措置”がないため、2022年12月1日以降は使用できなくなる。
機種によって新旧スプリアス規格が混在している場合がある。「工事設計認証番号」で要確認!
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1)<社員17名から出された「理事2名(会長、専務理事)解任」の総会提案を審議>JARL、第44回理事会報告を会員専用ページに掲載
2)<すでにQSO済みでも、何度も、しかも延々と呼び続けられて困惑>「南極昭和基地JARL局『8J1RL』への呼出し時のお願い」を呼びかけ
3)<2022(令和4)年12月1日以降、使用できません>JVCケンウッド、「旧スプリアス規格」で作られた特定小電力トランシーバー、コードレスホン/FAXの該当リストを公表
4)<無線ショップの「専門会員制度」を廃止、事務局を移転>日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)、5月23日に第49回定時総会を開催
7)<ハンディ用とモービル用の2種類>第一電波工業、140MHz帯デジタル小電力コミュニティ無線用のアンテナ「SRHF140D」「AZ140」を新発売
8)<300枚以上、写真リポート第4弾!>さすがアメリカ、高出力リニアや高出力対応のオートアンテナチューナーetc.「ハムベンション2019」
9)<300枚以上、写真リポート第6弾!>地元クラブの無線カーやまるごとシャックと化したトレーラーハウスなど大型車両がずら~り「ハムベンション2019」
10)<300枚以上、写真リポート第5弾!>頭にタワー&アンテナ、会場で超目立っていたド派手な人気者を発見「ハムベンション2019」
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