先週のアクセスランキング1位は、先々週と同じく2週続けて、アマチュア無線の制度整備を目的とした「無線局免許手続規則の一部を改正する省令等」が公布・施行され、「アマチュア局の免許手続きの簡素化」「アマチュア局の無資格者の利用機会の拡大」「1.8MHz帯と3.5MHz帯の周波数追加割り当て」「総務大臣が公示する者が“空中線電力200Wを超える送信機”のスプリアス確認保証を行える」など、アマチュア無線の制度整備が官報号外(2020年4月21日)で公布され、即日、運用が開始されたニュースだった。
続く2位は、「<TS-50S/D/Vの一部は要注意>JVCケンウッド、『アマチュア局の運用周波数の拡大などへの対応について』案内ページを更新」。株式会社JVCケンウッドは1.8/3.5MHz帯アマチュアバンドが拡大したことなどにともない、同社Webサイトの無線通信サポートページにある「アマチュア局の運用周波数の拡大などへの対応について」と題した案内を2020年4月24日に更新した。同社のHF/オールモード・マルチバンド機の大部分は拡張された1.8MHz帯と3.5MHz帯の送信が可能だが、TS-50S/D/Vの一部モデルは拡大された周波数で送信できないものがあるとしている。詳しくは、記事下の関連リンクから確認してほしい。
3位は、八重洲無線株式会社がHF/50MHz帯固定機、FTDX101シリーズをLANやインターネットに接続してリモート運用を可能にする、ネットワークリモートコントロールシステム LANユニット「SCU-LAN10」を2020年5月初旬に発売するという情報。希望小売価格は29,800円(税別)。あわせて、この遠隔操作にも対応したFTDX101シリーズの最新版ファームウェアを同社Webサイトで公開。PCソフトウェアをインストールした遠隔地のパソコンからトランシーバーのリモート運用を行うことがでる。リモート運用では、トランシーバーの基本操作のほか、デュアルバンドスコープをはじめとした多彩なスコープ表示、その他の充実した機能で離れた場所からでもハイブリッドSDRのメリットを活かした運用が可能だ。
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1)<官報号外で公布、4月21日から即日施行>きょうから1.8/3.5MHz帯がバンド拡張、免許手続き簡素化など制度整備も実現
2)<TS-50S/D/Vの一部は要注意>JVCケンウッド、「アマチュア局の運用周波数の拡大などへの対応について」案内ページを更新
3)<FTDX101シリーズのリモート運用ができる>八重洲無線、ネットワークリモートコントロールシステム LANユニット「SCU-LAN10」発売
4)<FTM-300Dシリーズの製品情報・カタログも公開>八重洲無線、“全アマチュア無線ラインナップがお買い得”の「Hamライフ応援フェアー」開催
5)<1.8MHz帯/475kHz帯でSSBモードなどの運用を容易に>総務省、「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集」を実施
6)<日本無線協会が発表>4~6月期に続いて、7月期の無線従事者国家試験も「中止」を決定
7)<全長7.5cmで使い勝手が良い>第一電波工業、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)用のフレキシブルハンディアンテナ「SRHF350D」を新発売
8)<心一つに乗り越えましょう!>Masaco(JH1CBX)、プロモーション動画「コールサイン stayhomeバージョン」を公開
9)<販売価格は4万円以下が目標>CQオーム、「本物エアバンド受信機をお部屋に!」プロジェクトをスタート
10)<新連載“車内シャックの構築と運用”がスタート>「月刊FBニュース」2020年5月1日・15日合併号きょう公開
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