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突然の告知に衝撃走る! TSS株式会社、2024年3月31日をもって「アマチュア局保証業務」終了へ--12月3日(日)~12月9日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10

先週のアクセスランキング1位は、アマチュア局の保証業務(いわゆる「保証認定」)を行ってきたTSS株式会社 保証事業部が、2024年3月31日をもって同業務を終了することをホームページ上で発表したニュース。これは「一定規模以下のアマチュア局を開設又は変更しようとする際、当該アマチュア局の無線設備が電波法第3章の技術基準に適合している旨の保証を受けることにより、簡易な免許手続等を行うことができる」という保証業務を担うもので、要件さえクリアできれば個人などでもアマチュア局の保証業務が行えるが(2014年7月28日記事)、同社の撤退により2024年4月以降は一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)のみが行うことになる見込みだ。折しも、JARDは保証業務の料金改定を発表。基本保証は2月から10~34%、スプリアス確認保証は4月から26~69%それぞれ値上げされる(2023年12月2日記事)。今回、突然のTSS業務終了の告知に「これからは選択肢がなくなる」「対応が丁寧だったので残念」「自作派に優しかった」「料金がリーズナブルだったのに…」との声が上がっている。

 

 

12月8日に発表されたTSS株式会社の「アマチュア局保証業務終了のお知らせ」

 

 

 続く2位は「<神奈川県相模原市・国道412号で不法無線局の取り締まり>関東総合通信局、ダンプカーにアマチュア無線機を不法に設置していた運転手(29歳)を摘発」。神奈川県相模原市の国道412号において、関東総合通信局が神奈川県津久井警察署の協力の下、不法無線局の取り締まりを行い、自己の運転するダンプカーに免許を受けずにアマチュア無線機を設置して不法に無線局を開設していた神奈川県大和市在住の運転手(29歳)を電波法違反容疑で摘発した。相変わらず、電波法違反行為に関する記事が注目を集めている。

 

 

「令和5年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、女優でタレントの「福本莉子」を起用。ほほ笑みを見せて電波利用のルールを啓発

 

 

 3位は、産経新聞社のニュースサイト「産経ニュース(THE SANKEI NEWS)」が、2023年12月2日に「〝違法電波〟無線機 国内外への持ち出し・持ち込み警戒 国はニセコに監視装置設置へ」と題した記事を掲載した話題。記事では、コロナ禍が落ち着きを見せ、観光産業が回復する中「違法となりうる電波を発する無線機」を国外に持ち出したり、国内に持ち込んだりする問題が浮上していることが “12月2日に明らかになった” として、アマチュア無線界でも最近話題になった2つの事象を取り上げ、北海道総合通信局やアイコム、アルインコに取材を行っている。

 

 

総務省が発行する「不法な『外国規格の無線機』は禁止」ポスター

 

 

 4位は、総務省は2023年12月5日に「2023年10月末のアマチュア無線局数」を公表し、前回の2023年9月末のデータから1か月間で1,347局減少して、363,136局となったことを伝える記事。3か月ぶりに「▲1,300局/月」を上回る減少数で、依然として減少スピードの増加傾向は続いている。1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年4月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている状態だ。

 

 

今回公表された2023年10月末のデータは対前月比で▲1,347局となり、グラフからもアマチュア局の減少数推移は悪化傾向にあることがわかる

 

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

1)<2024年3月31日をもって業務終了>TSS株式会社、「アマチュア局保証業務」から撤退へ

 

2)<神奈川県相模原市・国道412号で不法無線局の取り締まり>関東総合通信局、ダンプカーにアマチュア無線機を不法に設置していた運転手(29歳)を摘発

 

3)<アイコム、アルインコ、北海道総通に取材>産経ニュースが「“違法電波” 無線機 国内外への持ち出し・持ち込み警戒 国はニセコに監視装置設置へ」と題した記事掲載

 

4)<減少数が3か月ぶりに「▲1,300局/月」を超える>総務省が2023年10月末のアマチュア局数を公表、前月より1,347局少ない36万3,136局

 

5)<2024年1月1日から実施>アツデン、HF~50MHz帯1kWリニアアンプ「AZR-1000」の価格改定を発表

 

6)<JARDが「アマチュア局保証業務」の料金改定を発表>「基本保証料」は2024年2月、「スプリアス確認保証料」は同4月から値上げ

 

7)日本無線協会、令和5年12月期の1・2アマ国家試験問題および正答を公式発表

 

8)【最速!写真多数&詳細スペック掲載】<2023年12月中の発売開始が目標>アイコム、広帯域受信機「IC-R15」の実動機を自社イベントで初展示

 

9)<「8J」「8N」で始まるコールサイン>2023年12月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報

 

10)<受験者全員を正解として処置>日本無線協会、令和5年12月期の1アマ国家試験「無線工学」における “試験問題の誤り” についてお詫び

 

 

 

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