先週のアクセスランキングでダントツ1位だったのは、北海道小樽市の“アマチュア無線用自立タワーがそびえ立つ中古物件が980万円で販売中”という記事。hamlife.jpが物件を紹介する地元の不動産会社に問い合わせたところ、アマチュア無線家だったご主人が3年前にサイレントキーとなり、いまはご家族がお住まいだという物件だった。ご家族は無線のことは詳しくなく、「希望があれば残っている機器もお譲りします」と話しているという。あわせて、自立タワーや残されている無線機器の一部画像を提供してもらい記事で紹介したところ、注目が集まった。
続く2位は「<KDDI(au)のLTE回線を使用>アイコム、業界初のLTEを搭載したライセンスフリー無線機の開発開始を発表」。2020年5月13日、アイコム株式会社がプレスリリースで、KDDI株式会社のLTE回線を搭載したライセンスフリー無線機の開発を開始することを発表した。IP無線機による通信エリア拡大とライセンスフリー無線機の利便性を融合させた製品の市場投入で、多種多様な業態のユーザーに、より低コストで活用してもらうことを目指すということだ。製品の出荷時期や価格は未定。なお“ライセンスフリー無線”の具体的な種別は明らかになっていないが、「安価な特定小電力無線機(特小機)をベースに検討されているのではないだろうか」という、フリラー(ライセンスフリー無線愛好家)の声が多く聞かれる。
3位は、ヤフオクに元は放送中継車として使用されていた、12m電動ポール付き日産自動車のエルグランド4WD「放送中継車」が、車検残り1年半&現状渡し30万円で出品され話題になっているという情報。このタイプのエルグランド(2002年~2010年のE51型)は総務省の総合通信局が先代の不法電波監視車両(DEURAS-M)に採用していたことや、今回の出品車の説明に「業務使用のほか、アマチュア無線の移動運用にも快適にお使いいただけるかと思います」という記載もあってアマチュア無線家の関心を集めている。なお、出品車両の側面には「フロムいわて」の文字が確認でき、ホームページで確認すると、同社はテレビ番組の企画、撮影・編集、取材アレンジメント、中継技術支援が主な業務とし、代表取締役社長のプロフィールには日米英のコールサインが確認できる。出品者は車両所有会社のハム社長のようだ。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<6LDK“趣味を楽しむ邸宅”と紹介>北海道小樽市、アマチュア無線用自立タワーがそびえ立つ中古物件が980万円で販売中
2)<KDDI(au)のLTE回線を使用>アイコム、業界初のLTEを搭載したライセンスフリー無線機の開発開始を発表
3)<先代の“不法無線局探査車(DEURAS-M)”と同タイプの日産エルグランド>12m電動ポール付き、元・放送中継車が車検残り1年半&現状渡し30万円でヤフオクに登場
4)<技適番号の再取得で1.8MHz帯SSB/AM/RTTYにも対応>アイコムが「IC-705の量産体制が整った」ことを告知、予約者の手元へは6月中旬以降か
5)<特集「目指せ! 究極の無線ルーム」>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2020年7月号を5月19日(火)に刊行
6)<特集は「ハムのインターネット活用術」、別冊付録は「ドローンで広げるハムの世界」>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2020年6月号を刊行
7)<JARL、JARDからの意見提出は見当たらず>総務省、「周波数再編アクションプラン(令和2年度改定版)」と意見募集に対する考え方を公表
8)<特別企画「MMANAの使いこなしとアンテナ製作」、徹底解説「WSJT-X活用術」>CQ出版社が「別冊CQ ham radio QEX Japan No.35」を刊行
9)<アマチュア衛星「ふじ3号」最新情報>JARL、日本時間2020年5月16日(土)から6月28日(日)まで計29回の運用予定を公表
10)<FT8の国際周波数1840kHzにも対応>クリエート・デザイン、1.8/1.9MHz帯 超コンパクトダイポールアンテナ「CD160シリーズ」4モデルのATUを5ch化
●いったん広告です: